2021年01月17日(日)
寒卵 [日記]
今日の一句
寒卵かけて飲み込むコシヒカリ 浮浪雀
昨日は結局3時近くに寝たので起きたのが遅かった。
渡す私物の中に入れる手紙を書いて印刷。
妻が私も行く!近所の池上梅園に行こう、と観光気分である。
妻の育ったところが近所なので、土地勘はある。
吉祥寺ー渋谷ー五反田ー西馬込
歩いて日赤大森病院まで行く。
丘の稜線に道路があって両側がけっこうな坂道。
病院につくと、2時間ほど前に旗の台の昭和大学病院へ緊急転院した、という。
ここでは対応できない、とのことだった。救急受付で電話番号を教えてもらって確認「こちらは大森の日赤ですが、」と職員を装って話をするとすぐに事情がわかった。
そちらの病院の救急外来に来てくれとのこと。
バスで旗の台のそばまで行って、そこから歩く。病院の救急では家族でないと緊急病棟には入れない、とのことだったが大森日赤で言われてきたんだ、というと通してくれた。とりあえず彼の荷物は渡すことができた。緊急手術の内容は教えてくれなかった。本人はもう30年以上一人暮らしで私の知っている家族(姉)はニューヨークにいる。そこに連絡してよいかどうかもわからない。一般的に家族関係が円満なところだけではない。家族というだけで特別扱いするのはそろそろやめたらどうか。看護師さんも面会の決まりが書いてあるチラシを持ってきたが困っていた。
もちろんコロナ感染防止なのだが、この扱いも現状にあっていないところがある。今は面会は基本できない。「入退院時の付添」「手術前後の病状説明」「主治医が必要と判断した時」には家族1名だけが面会できる。スマホは禁止。手紙や葉書は渡してもらえない。なので、本人と連絡をつけることができない。
荷物を渡して病院の外でてしばらくすると職員が追いかけてきた。A氏が私宛に手紙を渡したいと言っている、というので戻る。
しばらく待たされて看護師が私あてのA氏のメモ書きを持ってきた。「退院したら今まで通り交友してほしい。(もしも万一の時)自分の骨は八王子の***霊園へ埋めてほしい。自分の私物は持って行ってよい。命はあきらめない。」とのことで、だいぶ覚悟しているようなのだ。ご要望はすべて承った!と答えたいのだが、伝えることができない。無事手術が住んで緊急病棟を出たら、スマホが使えるので、連絡があるだろう。
旗の台から五反田ー新宿。京王デパートで釜飯。三鷹のOKで買い物。けっこう疲れて帰る。ニューヨークのA氏の姉あてにfacebookからメッセージ。現地は夜中なので後で見るだろう。フロメシのあとipadで100分de名著をつけたら寝ていた。
起きて明日の西葛西の授業予告をネットに上げて、これを書いている。
Posted at 21時55分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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