2014年01月01日(水)
元日 [日記]
今日の一句
元日の風がぬくいぞ神めぐり 浮浪雀
WEB年賀状
今年の年賀状
親戚 6
友人関係 10
職場関係 18
生徒関係 16
その他 2
計 52
目標の30にはなかなか達しない.
今年もきちんとした布団に寝る事なく
ムートン毛布にくるまって年を明かした。
TVはお笑い系と朝まで
田原総一郎が人名、地名が出てこなくて共感
年賀状の整理
1.昨年度の年賀状で今年出した人をチェック
2.今年もらったもので、出した人、出していない人を識別
結局次の3つのタイプになる。
A.お互い出し合っている.
B.私が相手に出したが,相手から来ない.
C.私は出していないが、相手からはもらっている.
Aは問題ない.
Bも問題ない.
Cの返事をどうするか、迷う。
今までは儀礼的にでも返事を出していたが、
それをしていくと、いつまでたってももらう年賀状30通未満
は達成できない.
とはいえ、返事を出したい気持ちはある。
腰を痛めた姉に低周波治療器郵送する。
地元三鷹八幡に初詣。
今年は11時前に出たので,例年より空いていた。
境内にテキ屋さんの店が全くないのが昨年との違い。
焼芋屋が1台あっただけ。
お札、破魔矢、ときておみくじ。
大吉
ふるあめは あとなくはれて のどかにも
ひかげそふ やまざくらばな
御神徳を蒙りて 福徳増し
なほ日に進んで望事心にまかすべし
されどそれについて心驕り身を持ち崩して
災いを招く恐れあり心正直にして行ひ正しく身を守るべし
⚫️願事 思ひがけぬ人の助けありて叶ふことあり
⚫️待人 来る、つれあり
⚫️失物 出づ近き所にあり
⚫️旅行 行く先利益あり
⚫️商法 売買何れも吉
⚫️学業 日々の積重現わる
⚫️方角 東北の間進むに吉
⚫️争事 勝ども後に恨みあり
⚫️同居 よし女ことに吉
⚫️転居 さしつかえなし
⚫️お産 安し子に注意せよ
⚫️病気 軽からねど平癒す
⚫️縁談 思ひがけぬよき事あり騒がずに待つべし
次は井の頭弁財天
大吉
望用何愁晩(ぼうようなんぞおそきをうれ)
求名漸得寧(なをもとめてようやくやすきをえん)
雲梯終有望(うんていついにのぞみあり)
帰路入蓬瀛(きろほうえいにいる)
望み事おそきとて何もあんじ うれうるまじきとなり
しだいしだいに名をあげんと思えばこれよりやすきことをうべし
雲のかけはしのような出世のよき手がかりができるべし
帰りみちに仙人の宝の山に入りつねにたのしむべしとなり
▶このみくじあたる人は、しょじ発達のおそき事あれども後おほいに仕合せよし、ゆえに物事せいきうにする事あしし神仏いのりてよし
▶よろこび事おそけれども十分なり
▶病人長引とも本復すべし
▶待人おそし
▶のぞみ事かなうすこしおそし
▶あらそいごとおそくかつべし
▶やうつり、ふしん、むこどり、旅立、春か夏おそくよろずよし
▶売買見合してよしのちほど利あり
▶しょくはかみ、たけ、土に縁あることよし、子宝すくなし大切にすべし
▶急がずに身にかないたるつとめせよ補足ながきは世のをしえなり
大吉とはいえ、いい気になるな、あせらず時を待て,といった内容なので、これは中吉だろ。まあ、凶ばかり出た年もあるので、ダブル大吉でよしとしよう。
1991から毎年の元旦の記録を読み返す。
精神的には今の方が余裕はある感じ。
化物語
DVDを借りて来て、第1話、2話を見て3話の途中で寝た.
絵柄がどことなくまど★マギに似たところがある,とはいえ、
結局はキャラクター勝負だけのようなので、あまり面白くない。
★3
ネットから
"歳《とし》が改たまった時、健三は一夜《いちや》のうちに変った世間の外観を、気のなさそうな顔をして眺めた。
「すべて余計な事だ。人間の小刀細工だ。」
実際彼の周囲には大晦日《おおみそか》も元日もなかった。悉《ことごと》く前の年の引続きばかりであった。彼は人の顔を見て御目出とうというのさえ厭《いや》になった。そんな殊更な言葉を口にするよりも誰にも会わずに黙っている方がまだ心持が好かった。
彼は普通の服装《なり》をしてぶらりと表へ出た。なるべく新年の空気の通わない方へ足を向けた。冬木立《ふゆこだち》と荒た畠《はたけ》、藁葺《わらぶき》屋根と細い流《ながれ》、そんなものが盆槍《ぼんやり》した彼の眼に入《い》った。しかし彼はこの可憐《かれん》な自然に対してももう感興を失っていた。
幸い天気は穏かであった。空風《からかぜ》の吹き捲《まく》らない野面《のづら》には春に似た靄《もや》が遠く懸っていた。その間から落ちる薄い日影もおっとりと彼の身体《からだ》を包んだ。彼は人もなく路《みち》もない所へわざわざ迷い込んだ。そうして融《と》けかかった霜で泥だらけになった靴の重いのに気が付いて、しばらく足を動かさずにいた。彼は一つ所に佇立《たたず》んでいる間に、気分を紛らそうとして絵を描《か》いた。しかしその絵があまり不味《まず》いので、写生はかえって彼を自暴《やけ》にするだけであった。彼は重たい足を引き摺《ず》ってまた宅《うち》へ帰って来た。"
青空文庫版だからよみがなが少しうるさいがご容赦。漱石の道草の最終段の一つ前のところ。毎年このところを思い出す。特に「すべて余計な事だ。人間の小刀細工だ。」などは頭の中で声に出してつぶやいている。
今年の元日は暖かく(16℃)近頃珍しい日和だった。
Posted at 22時49分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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