2014年09月15日(月)
老人の日 [日記]
今日の一句
老人の日おおきにすんまへん 浮浪雀
花子とアンが終わると
あさイチはなくそのまま、中園ミホと美輪明宏の対談になった。
これがなかなか面白かった。
宮園ミホは脚本家になる前は占い師だった。
その時の経験が今の仕事のずいぶんと役立っている。
人間はみなグレーだと言うのである。
ゾンビタロットのN氏にはいずれNHKあたりで活躍してもらいたいものだ。
台所壁紙張り替えの段取りを少々。
その後は昨日購入した安楽椅子で寝てしまった。
12時あたりに覚醒してあわてて外出
地元で映画を見た。
舞子はレディ
★3つ
上白石萌音は16歳という年齢を考えると
芸達者の逸材だがフラガールの蒼井先生には遠く及ばない。
冒頭カメラが橋を全景に見下ろす視点から下に移動する。
既視感たっぷりの導入部である。
役者生歌のミュージカル部分も意図はよくわかるが
素人の宝塚みたいでゾクゾク感が足りない。
周防組の演技陣はみな芸達者で
それを手だれの監督が演出するから
そこそこ楽しめるのは当たり前だが、
企画20年の意欲作という感じがまるでしない。
shall we danceの印象から期待しすぎたのがいけなかったのか。
だらだら歩いて帰って来た。
秋恒例のジブリ裏赤テントはすでに撤収した後だった。
私にも30年來の企画があったのを思い出した。
イルカになった妻を東京湾で見送る3歳の娘と若い父親の話.
今日は娘の成長の要所要所でイルカの母親が助けにくるという後編を思いついた。
もうひとつ、40年来の企画は
デビューする新人スターを陰ながら応援する照明屋さんの話。
もうひとつのライムライトかな。
今日の引用
「年齢って時間でしょ。精神とか肉体にまったく関係ないのよ」
―美輪明宏。
「30代をどうすごしたらいいのか」という鈴木亮平の質問に対する答え.
この答えの前に「勝手にすればいいのよ」と突き放している。
そして鈴木亮平の演技はそれまでの苦労が細部の演技によく生きていたとフォローした。
この対談は見応えがあった。
美輪明宏が実際に見聞した、出征兵士を送る母親を語って二人して涙する場面がやはりクライマックスだった。リアリティは実在の人間の語りにあることを再確認した。
Posted at 01時49分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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