ぱーこシティ

B203練習室

今日の一句
秋風が遠慮しながら裏通り　　浮浪雀

休みなのでZ会。
これがなかなか手強くて
とても締め切り日までに
終わりそうもない。

職場の机にある
課題の山も気にかかる。
予定外だが出勤するか、
と思っているうちに
時間が過ぎた。

移動の時間が無駄になるので
出勤するのはあきらめた。
休みらしく午後寝をする。
体調は復活。
予定通り今日も学生演劇を見に行く。

やはりY校出身のS藤が出演している
W大演劇倶楽部の新人公演である。
しばらく来ないうちに
W大文学部は表札が
学術院に変わっている。
香港映画ですか。
近未来に来た感じである。

新学生会館は10階はあるビルで
各階がほとんどサークルの部室になっていた。
地下には公演系の練習場や
大道具を作る空間も整備されている。
フィットネスジムまで完備されている。

生協でなくセブンイレブンが入っているあたり
自治会対策もしっかりされている印象。
Zマークのかく◎派の本拠地だったはずだが。

この整備された環境で
それぞれの劇団が新人公演をやっていた。

昨年、S藤は江古田でN大関係の公演に出ていた。
いわばさすらいの役者修行をしているわけだ。
芝居は、少し面白かった。
学生演劇のパターンを踏襲している作劇で
話もほどほど、役者もほどほどだった。
ともかく大声を出して
体を激しく動かせばいい、という演出法は
晩年の私には気が引ける。
小劇場の著名な演出家が
新人はともかく大声で汗をかけ、
などと書いているので
それが文化となっていると思われた。
そのため私は寝なかった。

日本が太平洋戦争に勝利した1960年、
浮浪者と憲兵の対立、という近過去の物語。
視点は面白いが結局は紙の上の記号にすぎない。
浮浪者はみな健康で元気一杯。
憲兵はインテリ体育会系である。
私は高校演劇の審査員みたいなこと書いてますね。
すみません。

招待してくれたS藤は
絞り上げた肉体で
パワー全開の熱演だった。

このパワーを実生活に注いで
たとえば営業活動に投入すれば
もっとドラマのある生活が送れるのでないか、
などと失礼ながら思う。
昨年も同様の感じを抱いた。

打ち上げの時など楽しく過ごしているのだろうか。
それならいいが。

看板完成

今日の一句
秋風の身に入む頃や武蔵野線　　浮浪雀

試験が終わって授業が始まった。
相変わらず課題チェックで時間が過ぎる。
×直し、なる文化もある。
試験で間違えたところをやりなおして
先生に提出する、というヤツである。
二度と同じまちがいはしない、というつもりであろうか
先生に提出する、というところも興味深い。
正解は先生のところにあって、提出して始めて
意味が生じる、ということなのだろうか。
私は正反対の文化でやってきたので、
いまだに良くなじめない。

郷に入りては郷に従え、という。
あの郷ひろみですら、青い珊瑚礁を歌う時代である。
私ごときが郷ひろみにならなくてどうする。
いずれ、郷に入りては、郷を従え、となりたいものだ。

見るだけじゃつまらないから
コメントをなにかつける。
サービスサービスとミサトになった気分。

会議の資料作り。
あまりうまくいかない。
自分が頭に描いていたものと違う。
仕方がない。
それでも授業はやって、掃除諸連絡で
食事する時間が１０分しかない。
なんとかやりくりして
会議。
終わるとまとめのレジュメを書いて
成績処理に取りかかろうとすると
もう5時である。

疲れ果てている。
午後寝ができなかった。
偏頭痛が少々。

それでも
芝居を見に行く。
前在籍校の演劇部卒業生が作った劇団の上演。
３年目の３回目である。

公演チラシ

前回に引き続き
今回も面白かった。
疲れ果てていた私は
寝る事なく
頭痛も治った。

役者の成長著しく
10代にあったもろもろの
余分なものがきれいに落ちて
原石がきらきら宝石になったようである。

kiwaちゃんのかわいさは壮絶だし
T野のキャラ造形力はすばらしい。
T岡は立派に役者してる。
H貝に存在感が生じ
I内の器用さもアマチュアの域を越えそう。

個性というのは不器用なもので
ほっておくと習慣に埋没し陳腐に堕する。
極めようとする努力が資質を壊す。
持って生まれた特質損なう事なく
磨き上げたのは見事言うほかない。

これはこの5人（＋スタッフ）の集団の力で
一人一人バラバラならこうはいくまい。
10代の頃から知っている私にとっては
この役者の輝きが何よりの収穫だった。

不条理ショートコントを連発する脚本のT野を
jhon lennonとすれば
美形キャラのH貝はまちがいなく
paul maccartonyである。
この２人の才能と友情に支えられて
rockうさぎという集団がある。
演出N村氏はさしずめジョージマーチンか。

ナンセンス不条理４コマまんがを
そのまま芝居にしたスタイルは
第1作から一貫している。

初回限定で没台本をもらった。
帰りの電車で読んだが
それぞれ面白かった。
印象がN氏が15年ほど前の現役時代に書いた
「東京」にほとんど同じものもあった。
これが多分Y校の文化なのであろう。
アルプスの少女ハイジシリーズや
不老不死になり隊
など自動的に役者あてこんで脳内劇場である。

別々の生活をしている5人＋αが
よく3年も続けてやったものだ。
今回で最後だという。
大学生の素人劇団としては順調な展開である。

私の脳内TVは
ハナ肇とクレージーキャッツの
「大人のまんが」シリーズのように
rockうさぎの5人が演じる
連日の不条理コント番組を
放映するであろう。

永遠のROCKうさぎに乾杯！

西日

今日の一句
忍者蝉丸颱風に死す　　浮浪雀

答案返却日
試験期間の試験は直ちに採点されて
ただちに返却される。
主旨がよくわからないが
それが文化というものである。

若干の調整をして
会議2件

終わると5時になっているが、
課題の丘をひとつくずして
6時半に業務終了。

大きな山は手つかずのままである。

都市

今日の一句
月影のナポリ紅天女かな　浮浪雀　

試験最終日
採点に追われる。
業者対応。

課題の山を一つ片付ける。
6時を過ぎる。
同僚の先生方はまだまだ仕事中である。

お先に失礼します。
先立つ不孝をお許しください、
と言って出てくる。
昨日もそうだった。

PSPとFF?がセットになっているのを
買いに行こう、とメールが入る。
そんなものはとっくに売れている、
と思っていたがその通りだった。

新型PSPは20日発売だから
それを待つ事になる。

最近いちばん懐かしいのは
ipodでゲームの曲がかかるときだ。
この前、旅の仲間、にぐっと来た。

大水

今日の一句
二度寝してもう一度寝る夜長かな　　浮浪雀

試験は２日目
そろそろ課題が集まって来た。
せっかく夏休みの宿題の山が
なくなったかと思ったら
また新たな敵が登場する。

ま、自分で言っておいて
驚いていれば世話はない。
ふふふ、集まって来たな。

試験監督
採点
答案返却用の解答つくり。

早めに職場を出て
学校訪問へ行く。
以前は迎える側だったが
今度は訪問する側になった。

私もこの業務をやっていたんだ、
と広域通信制単位制高校の説明を聞いた。
このシステムは10年前に
私が考えていたものだ。
前の職場では実現しなかった。
それが民間の特別教育区の
教育ベンチャーで実現している。

２時間説明を聞いて外へ出ると
日はとっぷりと暮れ風は秋風
少し肌寒かった。

帰宅後サイトの見え方が
safariとIEで違うのに気がつく。
私はsafariなのでそれに合わせて調整していたら
IEでは全然ヘンに見えているのだった。
いろいろタグ打ちしてみたが、
どうもうまくいかない。

花火の広場

今日の一句
収穫やダンスの上手な木の実ナナ　浮浪雀

試験１日目
試験といっても
提出物のチェック
監督
見回り
採点
といろいろ業務がある。

ごまちゃんやって会議をやって
メールなど打ってるとまたたく間に
６時を過ぎる。

疲れ果てて帰宅でも
サイトを少しいじる。
変えてはアップして様子を見る。

スタイルシートの反応が遅い。
１日に１回変えている、という感じだが
そんなことがあるのだろうか。

エヴァンゲリヲン

今日の一句
抜け忍は許さぬ掟秋の草　　浮浪雀

試験の前日とはいえ
平常業務である。

あちこち諸連絡して
結局帰りは６時を過ぎる。

週末に予定満載なので
月曜日にも関わらず
エヴァンゲリヲンを見る。

まあ話の筋はわかりやすくなったが
半年分を４話でやるのは無理がある。
エヴァの面白さは
細部のこだわりや
わけのわからん衒学趣味にある。
それは毎週たらたらやることで
始めて実現可能になる。

人類補完計画やら
謎の使徒の名前やら
ロンギヌスの槍とか
セカンドインパクトの謎、とか
そういったもろもろが
謎だらけで面白かった。
その部分がどうしても少ない。

始めてエヴァを見たとき
画面が止まっているに
感動した。
電話機とか
エレベーターのシーンとか
それだけを何十秒と映す。
驚いた。
そういうところも
当然ながら、ない。

この映画版は
私には出し殻だけのスープのように薄かった。

まあそれでも
昨今の実写映画よりは
ずっと面白い。

ハリーポッターの新作と
このエヴァとどちらが面白いか？
と問われれば、私はこのエヴァをあげる。