ぱーこシティ

両国

今日の一句
霧だかPM2.5だかともかく咳き込む　浮浪雀

TVは結局、両サイドに外部スィッチが2個ついていた、という結果だった。
両方入れないと電源が入らない。
心配していたアンテナはきちんと機能していた。
リモコンのスイッチがいくつか働かなかった。
それ以外は上々の映りだった。
ジバニャンのクエストをコツコツ片付けた。

誘われて両国へ演劇を見に行った。
芥川章作家の戯曲をなんでも舞踏風にやるとかなんとか
私は知り合いを見に行くのが目的だった
知り合いの女優は元気で体を動かしてセリフもきちんと言えていた。
ついでにしばらく会っていないK氏と会うのも目的だった。

芝居は退屈だった。途中少し寝た。なんだか似たようなパタンの動きが多く面白くなかった。上演後、役者と演出と観客とが話をすることになった。それがグループワークみたいで面白かった。私も何か感想を言うようにメールで依頼されていたけど、言いたいこともなく黙っていた。でも他の人が言いたいことを言ってくれた。

K氏とは上演前にトイレで並んで立ちションした。
ジョナサンでワインを１本あけちゃってさあ、と彼は言った。
寝ちゃうかもしれない。
お疲れ様です。

上演後一杯やるかということになったが５時前で飲み屋はどこも空いていない。中華屋に入って、生中、枝豆、餃子、肉野菜炒めで軽く飲み会になった。近況報告。いろいろわかったが、相変わらずのK氏だった。彼は日本酒を１本注文して、１時間ほどで終わった。

帰宅後ダーウィンが来たをみてフロネルのパターンになった。

北風

今日の一句
寒いからまず足元の装備品　浮浪雀

レポート進まず（これ毎日書いているな）
今ネット話題になっている件を検索。
TVでは何を省略しているか、
この件に関係して、掲示板関係ではどんなことになっているか
ネット関連では、ニュースソースはほぼ同じものが一般人も入手できる。
TVでは、画像にマスクをかけ、音声を変えている。
youtubeだと、その元がそのまま見られる。
あるいはTVや新聞の顔写真も、最近はfacebookから、というものを見かける。
本人に掲載確認を取っていない、と思われる。
それも元のfaceboookを検索して、元の画像をみて報道と比べたりできる。
もっともメディア関係者には、こちらが入手できない情報源があるかもしれない。
まあ、それにしてもネット時代になってこの辺の事情は大きく変わった。
（地下鉄サリン事件の警視庁の録音が公開された、というので、調べてみたが私にはわからなかった。おそらく報道関係者だけに公開されたのだと思う。）

まあ、そんなことをしているとすぐに時間がたつ。
以前はこの時間ゲームに使っていた時間である。

午後地元散歩。
今回の目玉はTVのアンテナである。
外壁やベランダに取り付けられる平たい箱型のを購入。
BSは使わないので、地上波だけ映ればいい。
ただこればかりは、実際につけ見なければわからない。
近くの状況でずいぶんと変わるからだ。

帰宅後、さっそく設置。
配線も久しぶりに半田ごても使って
アンテナの配線を終えた。

そうしたら、TVがつかなかった。
電源を入れても画面になんの反応も出ない。
TV本体にある電源スィッチを入れると内部でカチッを音がする。
それ以外は何の反応もない。
電源の入った（あるいは待機中の）ランプも点かない。
マニュアルはネットから落として全部見たが
よくわからない。

結局中断して、安楽椅子轟沈となる。

無駄無駄無駄アアア

今日の一句
温め鳥五匹集めてジョブチェンジ　浮浪雀

レポート進まず
今年は確定申告しなくてはいけないか、と調べたら
相変わらず必要なかった。

ところで義兄の脳梗塞問題
結局薬で散らすことにして
義兄は世界遺産に帰郷されました。
代わりに96歳の義母が世界遺産から登場
さっそく義兄の退院した病院で診察

入院手術が目的だったが
麻酔などかけてそのままさめないと困る
諸般の事情から判断して手術は避けておいたほうがいい、
との当然の診断が下り、義姉の家に行くことになった。
義姉はこの前、腰を痛めて歩くのが大変
そこで流行りの老老介護ということなった。
高齢者初級の妻がとりあえず様子を見に行った。
義姉は高齢者中級、義母は高齢者上級しかもSランク
なかなか大変な事態である。
じゃ、別邸に連れてくるかということになった。
現状把握に高齢者初級が出動した。

私はじばにゃんやって
出勤の時間になる。

来年度体制関連の連絡調整
いくつかワープロ作業やって
プリンタのインク交換。
紛失したと思った交換インクカートリッジは
窓際のカーテンの奥に隠れていた。
誰がこんなところに置いたんだよ
私しか考えられない。
私かよ。
まったく覚えがないんですが。
これが初級の実力である。

相談業務２件
もどってゾンビ業務
今日もゾンビ肩車大繁盛
ゾンビすごろく
ゾンビ戦い

定時撤収

クエスト多すぎ

今日の一句
逝きて後浮かぶ瀬もある罰ゲーム　浮浪雀

1日引きこもり
こういう日は１年に３日とあるかないか
三が日も毎日外出していたし。

レポートをやろうと思っていたが、
その気が起きないので、だらだら映像ネット関連で時間を潰す。

昨年末のコナン君を見る。
TV版だがきちんと作ってあった。
けっこう脚本を作り込んでいるが、
あちこち突っ込みどころがあるのはご愛嬌か

NHK古典講座
万葉集に入る。
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る　額田王
薬草探したり御領地の野を行ったりしているあなたが（私に）袖を振っているのをガードマンが見ていたりしないかしら
額田王（ぬかたのおほきみ）という字をずっと男だと思っていた。
暗記だけしていたからね。万葉集もう初めからやばい。
天智天皇の弟と離縁して今は天皇の妻になっているのが額田王（当時アラフォー）で、その元カレに、私に袖なんか降っちゃっていいの。もうかわいいんだから。って歌だねこれが。
その返歌
紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに吾恋ひめやも
紫草みたいに色っぽいあなたが憎らしかったなら人妻のあなたに恋なんてしません
別れても相変わらずいい女だなあ大好きだよ、って歌だねこれが。
返歌は大海人皇子（おほあまのみこ）
解説があって、これは薬取りのイベントの時の歌。男性は鹿の袋角、女性は薬草を取って、終われば当然飲み会になる。その時のネタの歌だった、という説明。

その次が柿本人麻呂（かきのもとのひとまろ）
石見の國より妻に別れて上り来るときの歌
石見の海　角の浦廻を
浦なしと　人こそ見らめ
潟なしと　人こそ見らめ
よしゑやし　浦はなくとも
鯨魚取り　海辺をさして
和多豆の　荒磯の上に
か青く生ふる　玉藻沖つ藻
朝羽振る　風こそ寄せめ
夕羽振る　波こそ来寄れ
波のむた　か寄りかく寄る
玉藻なす　寄り寝し妹を
露霜の　置きてし来れば
この道の　八十隈ごとに
よろづたび　顧みすれど
いや遠に　里は放りぬ
いや高に　山も越え来ぬ
夏草の　念ふひしなえて
偲らむ　妹が門見む
靡けこの山

反歌二首
石見のや高角山の子の際より我が振る袖を妹見つらむ
小竹の葉はみ山も清にさやげども吾は妹思ふ別れ来ぬれば

口語訳省略　長歌はそうとうえっちな歌とみた。『寄り寝し妹を』までの前振りがいちゃいちゃの描写だよね。柿本人麻呂は和歌の形式を完成させた歌人だそうだが、返歌もなかなかかっこいい。袖を振る＝怪しい力で相手を引き寄せる動作で、こっちきて、という求愛表現とのこと。
相聞歌とか言って、高校生時代は好きだわたしも、という内容を考えていたんだが、恋愛だからとうぜんいちゃいちゃ中心だよね。手つなぎ登校禁止、校内いちゃつき禁止の学校で教えていいのかね。この時代近代的自我なんて観念はないので、まず感情が主体、歌詠みはその表現道具として使われている感じがする。利己的な遺伝子と同じ発想だね。三角関係とかいうより、感情生活のスタイルとしていろいろなパタンがあって、それを楽しみ慈しむのが雅な生活って奴なんじゃないの。borderline personality desorderの歌なんてがんがんあった気がする。額田王のアラフォーの余裕すごいよね。

ネットいろいろ読みふけって、久しぶりにじばにゃんやった。中ボス一体倒した、クエストはんぱない。まだまだ終わらない。

憩い

今日の一句
まゆ玉を祝ってあたりの暗くなる　浮浪雀

午前中なんとかレポートの一つを８割がたやって
久しぶりに出勤となる。

来年度関連の事務手続きなど連絡業務
インクジェットプリンタのインク交換をするつもりで
交換インクを用意したつもりだったが、どこかで紛失したようだ。
家にあるかもしれないと思って帰宅後確認したがない。
こまったもんだね。
どこかにあるはずだが、誰か見つけてくれるだろう。
しばらくしてなければまた買うまでだ。

小学生に、
あ、妖怪先生！違ったゾンビ先生だった
と言われた。

講師先生教材準備
ゾンビ肩車
ゾンビ戦い
ゾンビおばけ

定時撤収

今日の引用
“経済誌「エコノミスト」は、とある国を「ゾンビ」と呼んだ。その国の管理職に女性が占める割合はたった８％（中国は20％）で、若者の57％が終身雇用を求め、起業を目指す者は14％にすぎない。とっくに死んでいる20世紀の経済モデルから脱却できない国、それは日本である。”
― 教科書に載ってないUSA語録 / 町山 智浩

＊ちょっと目についたので引用してみた。

地元路地

今日の一句
鮟鱇や見てくれの悪さうまいもの　浮浪雀

高校古典講座
方丈記
どの教科書でも、初めの
行く川の流れは絶えずして、元の水にあらず、、、
から始まって、そのまま安元の大火に移る。
京都の１／３が焼失したというのだから、大惨事である。
ところが死者が数十人と書いてある。
そのあとに牛馬数知れず、とある。
そんなに少人数でおかしいだろ、とkindle版を見ると
数千人とある。
NHKがこんなミスするか、と思ってあちこちネットを漁ると
両方出ている。平家物語には数百人と出ている、なんて記述もある。
どうなんだ。
私としては数千人だと思うんだが。

鴨長明、どうも神社系統の人で社会的な地位につけずに
隠遁生活に入ったらしい。諸行無常というのもよくわかる。
講師はツンだけでデレのない私の好きな先生だった。

この時期、毎年体調を壊している。
大抵風邪をひく、という形でしばらく寝込む。
今回、寝込みはしないが、だるくやる気が起きない。
皮膚がちりちり痛む感じがして、これは熱のある時だなと思って測ると
平熱である。足もだるく、足萎え、って感じでよろよろ歩く。
鼻のつまり方が風の回復期で鼻水の粘性が高まって栓をする状態になる。

そんなわけでやらなければならないレポートも手をつけず、
だらだら寝てしまった。
夕方、買い物ついでに散歩した。
8086歩。

日曜あたりから始まったので、今日一晩寝れば治るだろう。

出席率95%

今日の一句
絢爛の花園今日は成人の日　浮浪雀

今日は成人の日
私が２年前に最後に副担任をした学年が新成人となる。
この学校では、この日に学校に集まって同窓会？をやるのが習わしである。
この学年は女子校最後の学年なので、来年はこの伝統がどうなるかわからない。

２時間ほど晴れ着で立ち話をして、今回は最後に講堂の舞台で歌った。
高校時代の合唱コンクールの歌やクリスマスのハレルヤコーラス、そして、校歌。
伴奏はもちろん暗譜でつけて、練習も何もしないで３部合唱までやった。
なかなかすごい。
振袖で舞台に並ぶとAKBの新春特番みたいだった。
当時の担任を含めて教員が６人、保護者の方々や兄弟姉妹もきました。
私が気にしていた一人だけこなかった。どうしているだろうか。
「行けたら行く」とその人は言っていたという。残念だった。
私なりに少し準備しようと現役時代の写真をいくつかipadに入れて持って行った。
それなりになぞって懐かしい、とか言ってくれたのでよかった。
ご成人おめでとうございます。
私からは話しかけなかったが、２人ばかり進路の報告をしてくれた。
私は進路担当なので、それぞれ進路が決まるまでにお話を聞かせてもらった。
担任が優秀な人なので、この学年ではほとんど進路上で私の苦労はなかった。
それでもいろいろエピソードはある。
これは伝説となるだろう、ということもあった。
一人一人いまどうしているか気にはなったが
晴れやかな表情で談笑しているを見ているだけで十分だった。

45年前私は20歳だった。
私は３浪目でもう後がない、と思っていた。
当時の日記と大学受験ラジオ講座のテキストが出てきたので読み返した。

日記NO8

この日記はNO８とあるように８冊目である。18歳で高校を卒業してから、27歳で就職が決まって僻地の高校教員として赴任するまでが、私の黒歴史である。この時期のことを忘れることはできない。浪人時代の日記はその後何度も読み返し、書き込みをしたり、タイトルをつけたりした。その当時も今も恥ずかしい限りである。この日記のタイトルは
＜ああ
ほんとうに
出口なんて
あるのだろうか＞
というものである。
1969.12.4から1970.3.19までのものである。
浪人１年目は工業高校の実習助手として働き、２年目は予備校に通い、３年目はビル掃除のアルバイトをしながら、毎日毎日暗い気持ちで過ごしていた。３年目の成人式の頃はそのバイトもやめて最後の受験準備をしていた。成人式の日1970.1.15は代々木ゼミナールの模擬試験の日だった。
午後の休み時間に廊下にあったウォータークーラーで水を飲んだ。顔を上げてこの日のことは絶対忘れない、と思った。それを45年後に思い出した。日記の記録には代々木で模試としか書かれていない。

1970年２月号

この雑誌の中を見るといろいろ興味深い。巻末の予備校の宣伝では、代々木ゼミナールは本部校舎と原宿校舎の２つしかない。スローガンは「親身の指導が生んだ最高の合格率」である。河合塾も千種校と名駅校の２つだけで、名古屋大学合格実績第一位と書いてある。その他にも私が世話になった、Z会（月明下の猛ノック）通添オリオン（青ペンと赤ペンの応酬で君の実力を鍛える！）英協の添削、など通信教育の宣伝もある。中を開けてみれば、カリキュラムの違いはあるが、数学の問題などほとんど変わらない。雑誌の値段は230円である。ハガキは当時7円だった。忘れる覚えるが口癖の勝浦捨造（前東北大学助教授）寺田文行（早大教授）とかラジオ講座の講師の名前もある。今になって言えることが二つある。３浪して大学にやっと合格した時に、若い時の３年なんてどうってことはないよ、と言われた。私もその時はそう思った。しかしそれは違っていた。若いときの３年はその時で大切なのだ。それはあとから変えることができない。だからその時やるべきことをやっておくことが大切なのだ。そしてそれ以外の人生はない。それは若いときだからではない。生活というものはその時やれることをやっておくしかない。そのことに尽きる。もう一つ、今日のように晴れ着をきた20歳の女性に「先生」と言われて、進路の報告を受けるなどということは45年前はまったく考えられなかった。これもまた一方の事実である。この相容れない局面をどう統合したらいいのか、このままほっておけばいいのか、なんとも釈然としない。