ぱーこシティ

三鷹でひょうが

今日の一句
簟（たかむしろ）あるお屋敷の女の子いた　浮浪雀

月の初めはいつも余裕余裕と思っている。
気がつくと、もう24日だよ。
締め切りが月末のレポートが４つ。
例のエッセー原稿が一つ。
勝手に作家業だね、まったく。

レポートなんとか一つ仕上げる。
今月はやたらと旅行関連外泊が多い。
それで原稿を書く暇がない。

午後はかねての歯科医
治療途中でほっておくとむし歯になるので，
針の穴を通すように歯間ブラシを通してほしい、と言われる。
できるかなー、と追い打ち。
やるしかないでしょ、と脳内林先生
SSSの歯間ブラシ購入。

医療費補填の書類をもらう。
外は瞬間豪雨で、しばらく様子を見て傘を借りて出て来た。

雨の中、年金事務所へ行く。
さすがにこの天候で客は少ない。
すぐに対応してもらえた。
12種類いると思われた書類は３種類で良い事が判明．
ただしこれから共済組合で新たに発行してもらわなければならない。
それでも先が見えたので一安心。
書類の書き方も教えてもらった。
私の場合、４枚の未記入書類のうち、ほんの少し書けば良い事がわかった。
マニュアルをじっくりみてもわからない事だった．
下書きを持っていったが、不用なことばかり書いていた。

雨の中バスで帰る．
燐家との境界線の確認をする。
業者が持って来た図面付き書類に記名押印。
契約書なので、同じものを２通書いて双方で所有する。
甲とか乙とか書いてある所有権に関する法律文書である。
ついでに、工事するけど文句言わないでね，という書類も書いた。

それからまたレポートにかかったが、
ふと本棚をぱらぱら見ると、12月に来ていたはずの例の年金書類が出て来た．
なんだよ、事態が全て片付いた頃に出てきやがって．
よく見ると、確かに私の書く所はみな記入されている。
様式は後から送って来たものとまったく違っていた．
これがあるんだったら、電話問い合わせ、雨の中事務所出頭、
みな不必要だった。

私の人生はこれだよ。
中学２年生のとき、担任の数学教師から
「ぱーこクンはなんで難しく難しく、問題を考えるんだろうね」
と指摘された。
自分なりの考えに固執して自分なりの理屈こねくりまわして
遠回りしたあげく計算間違えでミスしたりしていた。

私の仕事ぶりも同じだね．
不必要な設定にこだわり自分では最適の解決と思った事が
実は私が関わらなかった方がずっとシンプルでスムーズに処理できたはず、
ってことが結構あったはずだ。
うすうす感づいていた。
骨折り損のくたびれ儲け、てやつだ。
自分が損するだけならいいが、
相当のメーワク野郎だったことは確かだ。

自分の能力を全開に使ってやっと出来る仕事、ってのがなかったんだよね。
自分のやりがいを求めて、事態をややこしくしただけ、ってことが結構多かった。

ネットから
"意外と知られてない事実やが

「兆」っちゅう部首を含んだ漢字はこの世に二つしか存在せえへんねん

「挑」と「逃」や

これは「兆」を目の前にした時、人間の行動には二つしかないことを暗示しとるんや

それは「挑む」か「逃げる」かのどっちかや

あんたらはどっち選ぶんや？"

なんか気の聞いたことを言われた気になるが，
このコメントのキモは始めの
「意外と知られてない事実やが」にある。
これに乗せられると、なるほど、と思ってしまう。
関西弁みたいな口語も上手いよね．

すぐに気がつくが、「兆」のつく感じが２つだけじゃない。

眺、跳、桃、とこれ以外に３つぐらいすぐ思い浮かぶ．

このコメントは「２つだけ」ということが決定的に大事なので
５つだったら成立しない．

だって、逃げるか、挑むか、の他に
眺めたり、跳んだり、できることになる。
私は、桃、がいいな。