ぱーこシティ

帰路

今日の一句
夏至の日の出は一番早くありません　浮浪雀

学習旅行引率最終日
歳月人を待たず
今日はトキの森交流館
まずはえだまめソフトクリームが食べられて何より
たいした事もなく高速船に乗り込んで、東京行きのバスに乗る。

所沢のインター出てからがやや時間がかかるがこれも折り込み済み
残務整理も大してなく撤収

この旅行の最大の眼目は断煙だが、
これも事もなく進む。
タバコを吸いたいと思う事が一度もなかった。
禁煙などいつでも出来る、と豪語していた。
やるまでわからないのがこの手の豪語である。
やってみたら、あっさりできた。

もっともこれは禁煙するのではない、
タバコを吸わない人になればいいのだ。
人格チェンジですね。
これが意外と簡単にいった。
禁煙している人はタバコが吸いたくなるだろうな，
とは思ってもそれは自分の事ではない。
あまりにあっさりいったので、拍子抜けした。
ならばこのままやめればいいのだが、
変に自信がついたので、帰って来てさっそく変身！
もとのタバコを吸う人にチェンジした。
いい加減なものである。

これは一般的になりたつかな、と思っていた。
どうやら違うらしい。
もともと私は解離性障害の傾向がある。

高校生の時はドッペルゲンガーを見た。
掃除のアルバイトしていて、ふと外を見たら
向かいの通りを自分が歩いていた。
特に恐怖感はなかった。
ただ、少し現実感が希薄になった。

浪人時代は離人感があった。
それは苦痛ではなかった。
現実感が薄れてある種の快感があった。

30代で大学生をやっていた時、
講義を聞いていると、自分の右側に人がいて
自分をじっと見ている、という感じがしていた。
そちらをみると誰もいない。

最近では、職場でもう一人誰かいるはずだ，と思う事がある。
今回の佐渡旅行で、教員間で話し合いをしていると、
もう一人いるはずだが、なんでいないのだろう、と思っている。
人数を数えてみると、確かに合っているが、もう一人いるはずだ、と感じている。

これはすべて解離性障害の傾向である。
自分がおかしくなるとあたりが変に見える。
同じように、多重人格者は自分が何人もいるとは思っていない。
周りの人が変な事を言う、と感じるものである。

遺伝的な負因については以前に述べた。
そのケがある近親者がいる。
それでも定年を迎えるまで、なんとかやってこれた。

断煙はわずか４日間だったが、これで少し自信ができた。

４日分の郵便物の整理、洗濯、その他。

ネットから
“「傷付いただけ、人は優しくなれるんだよね？」
「いや、傷付いたら傷付いただけ、やな奴になる奴もいる」
（『天使は瞳を閉じて』鴻上尚史著より抜粋）”

ものはいいよう、ってやつだ。

ウミネコ！

今日の一句
金山に迷い込んだる佐渡蛍　浮浪雀

今日も順調に業務終了といきたいところだが
そこはそれ、就学旅行の最後の夜、ってやつだ。
当然、攻防戦が繰り広げられる。

本校は少人数校なので、
すべて貸し切りという訳にいかず
一般のお客さんと一緒である。
一般といっても台湾など海外の方である。
国際化ってやつですか
アベノミクスってやつですか
中２病ってやつですよ。

とりあえずゾンビにしてみるか。

昼間は相変わらずの好天気で
グラスボートに乗るわ、電動自転車を借りるわ
ウミネコにえさをやるわ、浸食海岸には降り立つわ
なんだか観光みたいなことになった。

一応、非常用のドアあけて轟沈する

ネットから
“【ある作家のデビュー】
ある日、講談社に一本の電話があった

｢私は小説を書いているが、どの出版社の新人賞の要綱を見ても既定枚数を大幅にオーバーしていて送れない｣
｢講談社では小説の持込などは受け付けていますか？｣

この電話を取った編集者は、とりあえずその作品を送ってくれないか、と言ってその話は終わった

後日、その編集者の机にダンボール箱が、
ああ、あの電話の人が送ってきたのだな、編集者はその作品を読み始める

読み終わった編集者、即上司に報告、編集部が騒然となる

・超面白い
・本当に新人が書いたの？　ベテラン作家のイタズラじゃないの？
・とにかくこの作者と契約してこれを売ろう
・ところでタイトルが読めないんですけど

こんなやり取りがあり、一週間後にはその作品が発売されることが決定した

作品の名前は｢姑獲鳥(うぶめ)の夏｣、作者の名前は京極夏彦”

かっこいいよね。

尖閣湾

今日の一句
幕府の犬＝国で飼っている警察犬など　浮浪雀

車で、島内に散っている班活動生徒の確認業務
ついでに観光をしているようなものである。
いくつかトラブルが発生するが、それは当然織り込み済みである。

天気もよく、さわやかな日だった。
食事の量がこれでもか、という感じなので
消化器が疲れる。

ネットから
“生きていく上で、僕は3つのキーワードをいつも大事にしています。
それは「まあいいか、それがどうした、人それぞれ」です。
この3つの言葉を思い描いていれば、たいていのことはやり過ごすことができます。”

「なるほど」「おれがわるい」「なんとかなる」
の３つの言葉で生きている人を私は知っている。

佐渡教会

今日の一句
梅雨も休み休み降れよ　浮浪雀

引率業務で佐渡まで、ちょろっと。
朝の4時50分に起きて、ごそごそやって
6時出勤

7時過ぎに着いて、昨日のパスワード確認
定時出発

新潟までバスで4時間
ジェットなんたら高速船は、時速80km
それで65分

教会で祈りの集い
それから旅館に戻って
片付け、食事となるが、
この食事が、カニづくしで大変。

この宿舎は4年前に来ている。
その時の伝説がある。

はじめの晩の食事は普通だった。
その時の生徒の態度が大変よかったので、
翌日の朝には港で上がったばかりのカニを仕入れて
２日目の晩からカニ三昧となった。

この伝説からか、今回ははじめからカニ地獄である。
さらに山海の珍味山盛りで、食事と格闘して正味１時間ほどかかって完了した。
片付けに１時間。
はじめから、これである。

終わりの会、順調にやって撤収。

ネットから
“あなたが生まれたとき、
あなたは泣いていて周りの人達は笑っていたでしょう。
だから、
いつかあなたが死ぬとき、
あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。
そんな人生を送りなさい。”

ネィティブ・アメリカンの言葉。
私どもはインディアンと呼んでいたが。
悪くない。

南口

今日の一句
でで虫大挙して家を去る　浮浪雀

しおりに顔写真を貼る作業
なんとか全クラス終わる。

筆者A氏に世代交代のMacBook Pro引き渡し
最初の設定を終えて撤収

新宿で『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
ネット上でペペ氏が誉めていた。
★4.5
コーエン節満開。
1961newyorkをさすらうフォークシンガーの話
画面のトーンがいい。モノクロっぽい抑えた色調
脚本が秀逸
歌がよい。（知っている曲は500mileだけだったが）
人生がジグソーパズルだとして
その破片を組み合わせて行く作業
出来た絵も大した絵じゃない。
アメリカですね。

帰宅後、明日の支度
サイトのパスワードがよく見えない
何度か試みたが、上手くいかないんので明日確認する。

明日は早いので早く寝ないと。

ネットから
"インターネットが嫌いになっていく本当の理由は、みんなが自分のことを影で嫌っているんじゃないかという被害妄想が確かなものに思えるからです。

うれしいことに、それはまったくの事実無根です。まず最初の大事な真実は、ほとんどの人はあなたが生きているかどうかすら気にしていないということです。このことを受け入れると、本当の意味で自由になれます。世界は広く、あなたは小さい。だから、自分のやりたいことをやり、それを嫌う人のことは考えなくていいのです。

（中略）

今まさに、孤独や負け犬のようなみじめな気持ちになる、辛い状況に置かれているかもしれません。しかし、心配することはありません。誰もが一度はそんな気持ちを味わいます。そんなことはよくあることだと、そろそろ気付いた方がいいです。どんなに成功している人や、世界一幸せそうな人でも、そんな経験をしているはずです。しかし、彼らはそれを通り過ぎてきました。あなたもそうしましょう。”

問題はほとんどの人が自分の事など、まったく気にしていない、という事実を
受け入れるのがひどく困難だということだ。ここさえクリアーすれば、あとは自然と流れていくはずだ。

会場

今日の一句
夏帽子あちこち忘れてもう三つ　浮浪雀

年金関係
スパーガードプラン保険
問い合わせ。

年金申請していない事が判明
だから来ないわけだ。
申請書類を送ってもらうことにする。

そんな連絡をあれこれやっているうちに時間となる。

定時出勤
きょうはまず幼稚園のHUBの件
事務連絡
給食は焼きそば

一端戻って始めの会
短時間で決めて
学習旅行確認会。

これを３時過ぎまでやって
次は引率者確認会

戻って、ゾンビ業務。
結局相談業務ができなかった。

最後の話し合いが長引き、+0.5撤収

ネットから
“多くの人は悩むことに時間を使いすぎている。そして悩んだことを仕事をしたと思ってしまう。でもこれは僕は大きな無駄だと思っている。

（略）

考えると悩むって、それぞれどういう意味だと思いますか？
僕の理解では、
「悩む」というのは、答えが出ないという前提のもとに考えるふりをすること。
「考える」というのは、答えが出るという前提のもとに、建設的に考えを組み上げること。整理すること。”

答えが出るという前提はいいけど、どんな答えが出るかを始めから決めて考えるとろくな事はない。わからない答えを結論は必ず出ると信じて問題を考えるのは、試験勉強と似ている。試験に答えは必ずあるからだ。

別荘地

今日の一句
蚤虱芸をしこんで稼ぐ人　浮浪雀

昨日同様の好天である。

W杯を見ていたら
日本に点が入る所で、電波の状態が悪くなり
TVが見えなくなった。
そこはプロばかりが集まる例会である。
さっそくS氏が屋根に登ってアンテナの向きを変えた
アナログ時代の向きのままだったのである。
車から工具を取り出し、すばやく工事を済ませると
ついでに雨トヨの不良箇所、瓦の崩れまで点検してきた。

私がツイッターで情報を検索すると
どうやら日本が点を取ったらしい。
現在のITの主題は
スマートフォンにクラウドにSNSだそうだ。
SNSではツイッターとLINEとFacebookだと言う。
twitterの情報取得、LINEは閉鎖的ツール、
そして交流ツールはfacebookと機能わけがされている。
そこで私はtwitterを検索した、というわけだ。

参加者は私と同年代だから、みなじじいである。
iphoneを使っているのは２名だけだった。
私はさっそくフルフルして友だち登録
残りの諸氏は、携帯電話を使っていた。

別荘に放置されていたHONDAのsuper cubを修理するために
軽トラの荷台に乗せ、２駅ほど離れたS氏の別荘まで運んだ。

相変わらずワン大人の天婦羅そばを食べ
いい頃合いで撤収した。

来年は島でやろうという事になった。
全員集まれるかね。

ネットから
“やりたいこと見つけるために一番やったらあかん方法、それはな……『考える』ことや。机に向かってうんうん唸っとったり、自分のやりたいことってなんやろうて漠然と考えたりしとったら、何も分からん。分からんどころかよけい迷うことになるで”

とりあえず目の前のことを片付けていればいいのだ。
「人間はしたいことするものではない。出来る事をするものである」
とは芥川の警句だが、やっていることがやりたいことなのだ、という考え方もあるな。