2019年01月13日(日)
冬の星 [日記]
今日の一句
窓開けて冬の星見る受験生 浮浪雀
JOJO
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今日は体育館指導員業務
行くといつも受付の机を出すところが占領された。
書き初めの受付が出ていた。おばさんが3人、偉いおばさんが2人
そこに立ってあれこれやっている。
仕方がないので、少し離れたところに受付を作って業務に入る。
この仕事はなんの連絡もなくこういう事態になる。
いい加減にやっとけばいいのだ。
体育館も電気がついていない。
これもつけておく。
11時まで利用者が誰も来なかった。
午後は一気に25人も来て満員になった。
寒いときはよくわからない。
定時撤収。
教員生活の長かった私からすると
時間どおり終わる職場というものが信じられない。
終わる時間は自分で決めていた。
相手のいない場合、仕事はいつまでもあるから、
自分で区切りのいいところでやめる。
相手というのは生徒だったり同僚だったり
かかってくる電話だったり問い合わせなくてはいけない先方だったりする。
それがいなければ区切りのいいところまでやるのだ。
勤務時間はあって無きもののごとしだ。
これはブラックというのではなく、裁量労働というらしい。
退勤時間で終わる仕事は誰でも出来る仕事で
自分が関わる程度が少ない。よって仕事はやらなければいけない義務感を埋めるだけのものとなる。
自分がいなくなっても誰かがやる。自分はいなくてもいいのだ。
裁量労働はそうではない。
自分がやらなければ誰もやらない。
自分の代わりはすぐに誰かが取り変わる訳にはいかない。
それが裁量労働。
だからやりがいがある
(今、思い返してみると、やりがいがあると思っていただけかもしれない)
でもまあ。その当時は自分がやらなければと思っていた。
5時に終わって外へ出ると、心なしか明るい。
日没がどんどん伸びているのだ。
ビルの壁がほんのり光っている。
大気の冷たさとあたりの明るさの不整合が
早春の予告編みたいに感じられる。
そんな夕暮れを歩いて帰るのはなかなか得難い快楽である。
現役のときはこういう感じは持てなかった。
Posted at 18時47分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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